クリニックの看護師たち

安定薬の副作用

男性医師

治療する上での豆知識とは

双極性障害には、様々な治療方法が挙げられます。その中でも主に治療として利用されているものが、気分安定薬になります。気分安定薬は、躁状態とうつ病の両方に働きかけます。そのため、気分安定薬を服用することで気分を落ち着かせてくれる治療薬となります。しかし、気分安定薬も薬になるため副作用は付きものです。そのため、精神安定薬の副作用もしっかりと把握する必要があるといえます。

工夫して双極性障害を乗り切るには

気分安定薬の副作用には、手足の震えが挙げられます。その他にも、喉の乾きによって大量に水分を摂取してしまうことで多尿になってしまう他、下痢になる可能性もあります。また、睡眠状態に近い意識低下や嘔吐なども挙げられます。この場合、リチウム中毒が疑われます。その他にも、息切れやめまい、急な発熱や判断力の低下なども挙げられます。これらの副作用が出た場合、薬の服用を中断して医師に相談するようにしましょう。双極性障害以外の中毒症状や、意識障害をもたらす可能性もあるため服用する際には十分に注意する必要があります。また、双極性障害の治療に大切なことは薬の服用を続けることです。薬の服用をやめてしまう人も多いため、双極性障害の病気をしっかりと受け止めて治療に専念する必要があります。また、気分安定薬を服用するのが心配な場合は医師に相談することで安心して服用することが出来るといえます。そのため、一人で悩みを抱えずに病院やクリニックの医師に気軽に相談すると良いでしょう。

双極性障害とは気分が落ち込む鬱状態と気分が高揚する躁状態を繰り返すことが特徴的な精神の症状で原因はまだ詳しくわかってはいませんが、ストレスなどが最大の原因と考えられています。 双極性障害は気分障害として非常に再発がしやすいことが知られており、主に対処療法をとって症状が落ち着いたら今度は再発や悪化をしないように予防的治療がとられます。 主に精神を落ち着ける薬や眠りやすくする薬、抗うつ薬などが使われますが症状により複数の薬を組み合わせて処方されることがほとんどです。 症状が改善したとしてもすぐに投薬治療を中止せずに続けて飲むことで再発を防ぎ、また症状の増悪も最小限に抑えられるということで、定期的に病院へ通う必要があります。

双極性障害は気分が落ち込んだり上がったり、病気をよく知らない人々からみたら性格的なものなのではと勘違いをされやすい厄介な病気でもあります。双極性障害を治療するに当たってまず必要なのは本人がきちんと病気を受け入れて治療すること、そして支える家族の理解をきちんと得てサポートしてもらうことです。 通院する際は医師の説明を本人だけでなく家族も一緒に聞くなど、双極性障害について知識をつけることが結果的に症状を改善するための近道になります。 普段の生活から精神状態を観察してその時その時で適切な処置ができるようにすることで症状の悪化を抑えることができるのです。 患者の話を良く聞き、気持ちを常に落ち着けて投薬治療を併用すればより日常生活がスムーズに送れるようになるでしょう。